ばなならーめんです。
akahebiさんの レジロックを使用したパーティ『岩ギフト』に影響されて、
なら自分はレジアイス軸のパーティを考えてみよう、と思い組んだパーティです。
結果的に満足のいく構築になったので、構築記事を書かせていただきます。
並びはこんな感じ。
またカメックスか!
この並びになった理由ですが、
氷タイプで殴るレジアイスと相性補完の良いアタッカーとして
レジアイスの物理方面を補いつつヒードランなどの引き先にもなるランドロス、
トリルサポート・ワイガ剥がしや2匹目のトリル役にもなり、重力起動役でもあるニャオニクス、
重力+催眠術で腐りにくく耐性優秀で弱保も低火力で起動でき、硬くて遅いトリラーとしてドーミラー……という流れです。
- 個別解説
クリアボディ れいせい
220-0-36-252↑-0-0↓
183-x-125-167-220-49
ふぶき/きあいだま/かみなり/まもる
HB方面は鉢巻バンギラスの範囲ダメージ雪崩がギリギリ耐えられるくらい。
重力下でエースとなるポケモン。
火力を出すために弱点保険。
重力との噛み合いが良い技を多く習得し、このポケモンを使うなら重力だろう!ということでこの構成になりました。
守るを攻撃技に変えたらヤケモンである。
雷は麻痺があるのでトリルとの噛み合いが悪いように思えますが、
基本的に抜群相手にしか撃たず、弱保発動後なら基本ワンパンできるのでさほど問題ではありませんでした。
一応ギルガルドへの最大打点でもあるので、そこだけ気をつけたいですね。
水タイプへの打点がパーティ単位で少し乏しいため、
かみなりが大事になる場面も多かったです。
晴らされるとメガリザードンYに雷が外れる可能性もありますが、
実際にそういった場面は起こりませんでした。
ちなみにメガリザYの特化晴れ熱風を耐えられます。
やはりD方面が高く、ニンフィアのような特殊アタッカーにはかなり安心して対面させることができます。
げきりゅう→メガランチャー おくびょう
100-0↓-4-148-4-252↑
167-x-141-174-136-143
メガ枠。
いわゆるパメックス配分。
レジアイスの吹雪と水技の補完が良く、
初手から展開して盤面を作れるポケモンとして採用。
基本的に初手に出して猫騙しの圧をかけつつ、
潮吹きをぶっぱなしたりしながらトリックルームを展開していくポケモン。
トリル後は波動技で削ったり交代をして、レジアイスに繋ぐ。
交代の際のレジアイスへの負担軽減のため、隣の催眠術などが活きてくることとなる。
後発展開する場合でも、トリルが終わった後に出して消耗したポケモンを一気に倒したり、
仕留めきれなかった相手を波動技で安全に倒すこともできた。
結果的にレジアイスとはかなり噛み合っていたと思う。
ヒードラン@もくたん
もらいび れいせい
244-0-0-252↑-12-0↓
197-x-126-200-128-73
ねっぷう(orふんか)/マグマストーム/だいちのちから/まもる
トリルアタッカー用のヒードラン。
トリル中に制圧できるように、火力増幅アイテムとしてのもくたん。
当初はいのちのたまを持たせていたが、削れていくヒードランが予想以上に嫌だったので木炭に変更した。
重力と相性が良く 強い技としてマグマストーム。
この技めっちゃ強かった。
大文字なら落とせていた場面も何度かあり、どちらが良かったかは諸説。
途中 噴火ドランに差し替えて潜ったりもしたのだが、強かった(当たり前)。
いかく いじっぱり
244-36↑-84-0↓-36-108
195-187-121-x-105-125
じしん/いわなだれ/ばかぢから/とんぼがえり
チョッキランドロス。
配分は『とても強い叩きパ』のもの。
とにかく数値が高い。
レジアイスのそこまで高くない防御を威嚇で補えて、
初手適正も高く 蜻蛉で展開もスムーズにできるポケモンとして採用。
岩雪崩の枠は当初ストーンエッジだったのだが、
味方を巻き込まない範囲技をとりあえず撃ちたい場面が思ったより多かったため
岩雪崩にしてある。重力下なら外さないぞ!
たいねつ なまいき
244-0-156-0-108↑-0↓
163-29-126-29-132-25
(個体値:31-0-31-0-31-0)
さいみんじゅつ/じゅうりょく/めざめるパワー(炎)/トリックルーム
珠ギルガルドのシャドボが133~159ダメージの確定耐え
珠キリキザンの叩き落とすが148~174ダメージの中乱数(43.6%)
おそらく気になる人が最も多そうなポケモン。
自分も半信半疑ながら採用したところ、めちゃくちゃ活躍してくれた最高のポケモンでした。
採用に至った経緯としては
「重力パなら、トリル役はレジアイスより遅くて重力できる奴がいいなぁ」
→「重力と噛み合いの良い催眠術を使えるやつが、腐りにくくて最適なハズだ」
→「トリルと重力と催眠ができるのは…… ナッシー族、オドシシ、ルナトーン、チリーン族、ドータクン族、ムシャーナ族、シンボラー」
→「素早さが超遅く、ガルドの珠シャドボも余裕を持って耐えられ、耐性も優秀で、低火力での弱保起動も兼ねられるポケモンは……」
→「 ド ー ミ ラ ー 」
ムシャーナとの選択ではあったが、重力地震がメインではないこと、遅いことと鋼の耐性が優秀すぎること、Cが死ぬほど低いことから即決だった。
めざ岩or炎による味方レジアイスへのダメージは、8ダメージ。弱すぎる。
相手に無効化されない点を考えるとめざ岩が正解であり、自分も当初は岩にしていたのだが
味方ヒードランの貰い火を発動できることに気がついたのでめざ炎に変更。
過去作産なら原始の力を覚えられるが、まあ別に……。
ただめざ岩個体であるせいでキザンの珠叩きなどの乱数が少し変わるのが気になるところではある。
岩である理由は無効がない・不一致・バンギの弱保を起動しない・ヌケニンを殴れるなどがあるのだが、
よく考えると炎にすればドランの貰い火も発動できたのでは?と今になって思った
・追記
めざ炎個体にしました。
それに伴い努力値配分も変わってくるので調整の記載も変更。
ニャオニクス♂@メンタルハーブ
いたずらごころ おだやか
252-0↓-180-0-76↑-0
181-x-119-x-122-124
無補正メガガルーラの捨て身タックルを確定耐え
特化メガカメックスの悪の波動を確定耐え
腐るタイプのニャオニクス。
やることなくなったニャオニクスは弱いので、みんなもよく考えて使おうな!
それはさておき、今回はこの技構成で割と正解だったと思う。
トリル後に迅速に重力→催眠や弱保レジアイス展開の流れを作れる重力、
ワイガを防ぎ相手の神秘や光の壁を咎める横取り、
初手のトリルサポートだったり、トリル後の疾風ブレバやバレパンへの対策にも使える悪戯心ファストガード。
猫騙しも入れたかったが、他に欲しいものが多すぎること・既に猫騙しがいることから今回は入れないことにした。
あとは神秘の守りが欲しい。よこどりを神秘の守りにしたほうがいいな……となる場面も多かったので、難しいところではある。
- 動かし方
初手は、中央にカメかランド、端にカメかニャオかドーミラーから2匹。
カメやランドで場を荒らしつつ、ニャオやドーミラーでサポートやトリル展開をしていく。
中央カメは潮吹きするのが一番強い。でも猫する時は猫しよう。
トリル展開としてはニャオファスガ+ドーミラートリルが1番分かりやすいが、
壁対策にニャオで横取りをしてみたり、
ドーミラーを温存してニャオでトリルするような動きもとれる。
横取りしておけば相手の初手ファスガのパターンもケアできるらしい。
初手中央ランドロスから出した場合は、とりあえずトリルできそうなら蜻蛉返りでレジアイスに繋ぐと良い。
トリルが展開できたら、カメックスを落として貰うなり交代するなり、ニャオニクスの仕事が無さそうならヒードランを出すなりしつつ
最終的に重力下で弱保発動したレジアイスが無双できるように頑張る。(?)
面倒な相手はモロバレル。
トリル下でドーミラーと対面させてしまえば催眠術で眠ってもらえるのだが、
そう出ないと胞子がかなり邪魔。
初手から出されるとカメックスの潮吹きも通らない。
なんとかなるのかな?というところではある。
ニャオニクスの横取りかドーミラーの重力を神秘の守りにすることで、
かなり対策はしやすくなると思うので 試してみたいかもしれない。
必ずしもトリルしなくてもいいので、非トリル下で上から熱風や吹雪をぶつけよう。
かなり面倒な相手はハリテヤマ。
ムーブで猫騙しを温存してきがちなのでトリル後にニャオニクスにファスガを強要してくると、
レジアイスと同速かつ氷半減のためかなり邪魔。
催眠してもラムの可能性もあり、ワイドガードの可能性もあり、叩き落とすもフェイントも強く、
かなりこのパーティにとって厄介な相手。
ランドロスで誤魔化してあげたい。
この指キッスとかが入れられたらいいんですけどね。
あとはドーミラーMOVEで誤魔化すか。
- 総括
最終的に、かなり勝率の高いパーティになりました!!