ばなならーめんです。
皆さんは、唐突に特定のポケモンが使いたくなることはありますか?
私はある日メガデンリュウを唐突に使いたくなりました。
そこで、メガデンリュウを軸にパーティを考えてみることにしました。
(このブログでデンリュウ2回目なの面白いな)
メガデンリュウ入りのパーティといえば、所謂『ミカドパ』と呼ばれるこの並びが有名です。↓
デンリュウ/シャンデラ/トリトドン/ギルガルド/ファイアロー/カポエラー
ただ、この内ギルガルド・カポエラー・害鳥ファイアローはあまり自分の肌に合わないポケモンであった為
これらのポケモンが入らない形で自分なりに強いと思えるパーティを組んでみることにしました。
メガデンリュウの耐性とボルトチェンジによるサイクル性能を活かしたパーティを組みたい……といったところで
まず構築のスタート地点として、2パターンの組み合わせを思いつきました。
1匹目はハッサム。
メガデンリュウの呼ぶフェアリーや氷に強く、ハッサムの苦手な炎や水にメガデンリュウが強い他、
蜻蛉返りによるサイクル回し性能が高く、強力な先制技を武器に常に有利相手に上からの圧をかけることができます。
2匹目はユキノオー。
メガデンリュウの苦手な地面に強く、ユキノオーの苦手な炎やファイアローにはメガデンリュウが強い上、
メガデンリュウとの攻撃面での補完が良く、サイクル下での天候奪取も行えます。
また、メガデンリュウでは補えない強力な範囲技も持っています。
上記2種類の組み合わせを考え、
一旦ハッサム入りのパーティからブラッシュアップを続けていたところ……
両方ともパーティに入ってきました。
交代ロックに強そう。
- 個別解説
せいでんき→かたやぶり れいせい
252-0-4-252↑-0-0↓
197-x-126-238-130-45
このパーティの軸となるポケモン。
でんき・ドラゴンという固有の耐性で雨と晴れの双方に強く出られ、
相手が交代してきたところをボルトチェンジで負荷を掛けながらサイクルを続けていく。
ボルトチェンジは地面タイプには無効なので、
裏からランドロスが出てきそうな方向にはできれば撃たないのも大事。
炎・水・飛行に同時に耐性を持っているポケモンはなかなか稀有であり(他にランターン・ウォッシュロトム等)、
晴れパや雨パが持っていがちな草技も半減なので、ここらへんの相手にはとことん強い。
メガ前の耐性はかなり少ないので、できれば初手に出してメガシンカさせておきたい。
ユキノオー@とけないこおり
ゆきふらし れいせい
204-4-44-252↑-4-0↓
191-113-101-158-106-58
HD→C187メガカメックスの波動弾確定耐え
天候奪取役、兼範囲アタッカー。
水に強いやつその2であり、炎で消し炭になるやつその1。
Sラインについては諸説あったが、
受け出し役としての数値を最大限高められて
且つこのパーティ唯一のS操作であるトリル起動時に早く動けるように最遅。
耐久が削れるのを嫌い、メインウェポンの吹雪とついでに氷の礫の火力を上げられる溶けない氷での採用。
エナジーボールは基本的に刺す相手に撃つ技であり、どちらにせよ火力アップ無しでも火力充分であった。
ハッサム@こだわりハチマキ
テクニシャン いじっぱり
236-236↑-12-0↓-20-4
175-198-122-x-103-86
バレットパンチ/とんぼがえり/はたきおとす/フェイント
A→鉢巻バレパンで207-130バンギを確2
HB→A177メガガルの捨て身を2耐え
炎で消し炭になるやつその2。
メガデンリュウの苦手なフェアリータイプを上から縛れる。
一致蜻蛉で高火力をぶつけ、削れた相手ポケモンの行動を許さずにバレパンで処理できる鉢巻での採用。
チョッキが余っていなかった為しゃーなしで採用した鉢巻だったが、
このパーティには鉢巻で正解だったと思う。
もらいび おくびょう
252-0↓-0-4-252↑
167-x-110-165-111-145
C→範囲ダメ熱風で141-90(H4振り)キリキザンを確1
範囲ダメ熱風で167-70(H振り)ギルガルド(ブレードフォルム)を確1
HD→C148(眼鏡で181-120メガガル確2調整)ニンフィアの範囲ダメハイボ高乱数3耐え(90.7%)
炎技では絶対消し炭にならないポケモン。
ハッサムだけだと物足りないフェアリー耐性でもある。
おそらくあまり見かけたことのない、臆病HSシャンデラ。
サイクル戦を行うにあたり 火力は無振りの165で充分と判断し、
パーティに欲しい耐久と素早さを両立できるこの型になった。
上のダメージ計算を見てもらえば分かるように倒したい相手は大抵熱風で確1がとれるし、
確1のとれないドリュウズはそもそも確1にするのにかなりCにすることを求められるので、元から考慮しないことにした。裏からランドロス投げれば良い。
想像していた数倍使用感がよく、火力もかなり充分で
熱風を連打するだけで相手を半壊させることもあった。無振りなのに。
元々はきあいのタスキを持っていたが、
ユキノオーが入ってくると同時に変なゴーグルを着せられてしまった。
胞子や粉を無効にできて、味方ノオーからの霰のダメージも受けない一石二鳥アイテム。
パーティ随一のトリル使いでもあり、
場合に応じてトリルを押すことで更に味方を動かしやすくし、有利をとっていける。
いかく いじっぱり
244-36↑-76-0↓-44-108
195-187-120-x-106-125
がんせきふうじ/じしん/ばかぢから/とんぼがえり
いつもの。
何気に以前と少しだけ配分が変わってる。(Bが1だけDにズレた)
配分意図は最早触れるまでもない鉢巻ブレバと眼鏡ハイボ2耐え。
パーティの潤滑油であり、こいつ無しではサイクルは始まらないとまで思っている。
デンリュウとランドロスが対面した?ユキノオーとハリテヤマが対面した?
ハッサムとヒードランが対面した?ハリテヤマとファイアローが対面した?
俺に任せろ!!!!!!!!!!!!!!!
岩雪崩より安定しておりワイガにひっかかず、申し訳程度のS操作にもなる岩封を採用した。
以下特に語ることもない為 僕の好きな地面タイプのポケモンの名前を書きます
ウパー
ハリテヤマ@ラムのみ
あついしぼう ゆうかん
0-236↑-148-0-124-0↓
219-187-99-x-96-49
はいはいいつものチョッキハリテ……じゃない!!(チョッキ余ってないだろ)
ここまでで催眠耐性、というかドーブル耐性が怪しい為ラム持ちのハリテヤマ。
デンリュウ軸のサイクルパーティはワイガを絡めるのが強そうという知見からワイドガードを搭載。
そこまで範囲技特化でも無い上に既にハッサムが持っているので、フェイントを抜いた。
元々はズルズキンが入っており威嚇2枚をくるくる回せていたのだが、
ユキノオーが入ってきたことで「格闘弱点が増えた」「炎に強い奴を多めに採用したくなった」等の理由からハリテヤマに変更。
このパーティならワイドガードも結構良かったので、判断は間違っていなかったと思う。
- 動かし方
基本選出は特に無し。
割と誰でも初手に選出できるので、相手に合わせて決めよう。
強いて言うなら早めにメガさせたいデンリュウの初手優先度が高めだろうか。
天候優位や襷潰しならノオー、とりあえず蜻蛉orバレパンの圧がかけたいならハッサム、
刺さってそうで様子見に出したいならシャンデラ、威嚇したいならランド、猫したいならハリテ。
どうせ不利対面になっても交代するので、あまり拘らなくていいかも。
とにかく交代を繰り返し、
有利対面を維持して削り勝つのが基本の戦い方。
序盤の内はできるだけ蜻蛉返りやボルトチェンジを多用していきたい。
交換により相手の攻撃をいなし、自分の攻撃が通せる場面でどんどん攻めていこう。
基本的にサイクルを回すことに命をかけているので、
それ以上の解説は特にありません……が、
もし気になることなどあれば自分宛てに聞いて貰えると嬉しいです。
今回のパーティメンバーは本当に用意しやすい部類なので、
よければぜひ皆さんも使ってみてください!
それでは。